※この記事は2024年5月に更新しました。
ネタはもちろん、司会、ひな壇、など平場のトークにも定評があるお笑い漫才コンビ『ニューヨーク』。今や若手芸人の先頭を走る存在となりました。
コンビ名で『ニューヨーク』という、アメリカの州名そのままのコンビ名は一体どうやって命名されたのでしょうか?そんな謎に包まれた名前の由来、メンバー屋敷さん、嶋佐さんのプロフィール、同期の芸人さんについてなど、幅広くご紹介していきます。
スポンサーリンクお笑い芸人ニューヨークは同期で遅咲き!?
ニューヨークは吉本NSC東京校15期生として2009年に入学した、2024年で芸歴14年目(デビュー:2010年~)となるコンビですが、同期には、『鬼越トマホーク』『横澤夏子』『マテンロウ』『おかずクラブ』など、バラエティー豊かな芸人さんがいます。
その中でもニューヨークは、とりわけブレイクが遅かったコンビでした。
鬼越トマホーク | 14年 NSC東京校15期生(2009年入学)) |
横澤夏子 | 14年 NSC東京校15期生(2009年入学) |
マテンロウ | 14年 NSC東京校15期生(2009年入学) |
おかずクラブ | 14年 NSC東京校15期生(2009年入学) |
同期で一番最初にブレイクしたのは『マテンロウ』『デニス』の、外国の血を引いた芸人さんがいる見た目のインパクトのある2組。1年目からテレビに出始めていたそうです。
その後、女性ピン芸人の『横澤夏子』さん、『おかずクラブ』が売れて行ったそうで、ニューヨークはその後でした。4組とも見た目のインパクトや、横澤さんのように若い女性の心を掴む「あるあるネタ」を巧みに演じる芸人さんに比べ、王道スタイルで見た目のインパクトに欠けるニューヨークはなかなか注目されませんでした。
ブレイクのきっかけは2020年の「キングオブコント」と「M-1グランプリ」の決勝進出
ニューヨークがブレイクするきっかけとなったのは、デビュー以外何度も挑戦していた賞レース「キングオブコント」と「M-1グランプリ」にて、2020年ダブルで決勝進出を果たしたことです!
漫才とコントの両方で実力が認められたことにより、一躍トップ芸人さんの仲間入りを果たしたニューヨークでしたが、2019年のM-1グランプリ、2021年のキングオブコントにて、大会最低得点をマークしてしまうなど不名誉も残しています。
しかし、これが逆にニューヨークの注目を集め、人気芸人に押し上げる出来事となりました。
スポンサーリンク「コネで売れた!?」疑惑・初のテレビ出演は嶋佐さんの父親のコネだった!?
これは事実です。
2010年にデビューしたニューヨークですが、なかなかテレビ出演が実現せず、その間にも『マテンロウ』や『デニス』といった同期が次々とテレビ出演を果たしていきました。
そんな中、嶋佐さんの父親が代表を務める会社「SKY(エスケーワイ)工業株式会社」にスポンサーになってもらえないか?打診したところ快諾が得られ、インターネットは維新番組「バチバチエレキテるZer0」への出演が決まりました。
また、嶋佐親子と屋敷さんを含めた数名が出演するCMが番組内で放送されるなど、完全にコネでの仕事となりました。
これでブレイクしたわけではありませんが、メディアへの露出がコネで実現したのは紛れもない事実となります。
【ニューヨーク】コンビ名の由来は「ダサければ何でも良かった」!?
『ニューヨーク』というコンビ名の由来ですが、これは何でも良いからダサいカタカナの名前にしたかったから、ということです。
しかし、本来は『ニューヨーク何とか』、『何とかニューヨーク』など言葉を前か後に足して『●●ニューヨーク』、『ニューヨーク○○』などにする予定だったそうですが、NSC時代、コンビ名を付けなければコントなど何もできないということで、ひとまず『ニューヨーク』で提出。
しかし、思った以上にそのまま人気が出て、改名タイミングを失ったこともあり、それが結局そのまま『ニューヨーク』として定着し、現在のコンビ名になっています。
スポンサーリンクメンバー屋敷の名前案『ミンナノモノ』は却下…
コンビ名については他の候補も出ていたようで、嶋佐さん曰く「屋敷が唯一出してきたので、唯一僕が却下したのが、カタカナで『ミンナノモノ』って言う…」。
屋敷さん本人は「『いきものがかり』みたいなイメージで…」と提案の理由を語ったものの、「何でもよかったんですけどそれだけは却下で」と、嶋佐さんが気に入らず、結局現在のコンビ名となったことが明かされています。
『ミンナノモノ』・・確かに微妙ですね。。
お笑い芸人・ニューヨーク イケメンコンビの芸歴・年齢と身長・体重 プロフィール
2大賞レースである『キングオブコント』2019年大会で初の決勝進出を決め、翌年『M-1グランプリ』の2020年大会でも初の決勝進出を果たしたことで一気に実力派漫才コンビとして頭角を現し始めたニューヨーク。
漫才・コントどちらも評価されているコンビは案外少なく、芸人界でもとても高い評価を受けています。
さらに、トークなど平場でも安定した働きができるためテレビ出演も多く、次世代のトップ芸人との呼び声の高いニューヨークですが、そんなお二人の本名、芸歴などプロフィールをご紹介します。
スポンサーリンク嶋佐さんの芸歴・年齢と身長・体重 プロフィール
芸名 | 嶋佐 和也(しまさ かずや) |
本名 | 嶋佐 和也(しまさ かずや) |
生年月日 | 1986年5月14日 |
身長 | 168cm |
体重 | 58kg |
血液型 | O型 |
出身 | 山梨県富士吉田市 |
趣味 | プロレス、映画鑑賞 |
特技 | 空手(初段)、モノマネ |
事務所 | 吉本興業 |
芸歴 | 15年 NSC東京校15期生(2009年入学) |
担当 | ボケ(向かって左) |
嶋佐さんはニューヨーク結成当初から、本名を芸名として名乗っています。
ニューヨーク・嶋佐 結婚している?
嶋佐さんは2024年5月時点で、まだ独身です。
メディア取材で結婚願望について尋ねられた際も、「えらいもんで(結婚願望が)ないんです。もう、いっそがしくて…仕事しかしてないので、余計に一人の時間がほしい。全然まだそこは」と、まだ独身で居たいと語っており、当面は趣味に時間を使いたいそうです。
そう言っていて、急に結婚するのが芸能人あるあるなので、本当のところは分かりませんが。
スポンサーリンクサブカルに詳しくバンド、韓国アイドルなどが大好きな嶋佐さん!
趣味はパチンコ、モノマネ、献血、人から服を貰うこと、プロレスなど多趣味で有名な嶋佐さんですが、特に韓国文化には造詣が深く、TWICEにもかなりののめり込みようだとか。
90年代にブームが巻き起こったヴィジュアル系バンドなどにも詳しいようです。
屋敷さんの芸歴・年齢と身長・体重 プロフィール
芸名 | 屋敷 裕政(やしき ひろまさ) |
本名 | 屋敷 裕政(やしき ひろまさ) |
生年月日 | 1986年3月1日 |
身長 | 174cm |
体重 | 67kg |
血液型 | A型 |
出身 | 三重県熊野市 |
趣味 | 版画、三味線 |
特技 | 空手(二段)、ADモノマネ |
事務所 | 吉本興業 |
芸歴 | 15年 NSC東京校15期生(2009年入学) |
担当 | ツッコミ(向かって右) |
屋敷さんもニューヨーク結成当初から、本名を芸名として名乗っています。
プライベートでは2022年3月に一般女性と結婚しています。
スポンサーリンクニューヨーク・屋敷は結婚している?
屋敷さんは2022年3月に一般女性で、屋敷さんが16歳の時から実に18年間も交際していた「まみさん」と結婚しています。
屋敷さんは他の女性と遊びたい!と言う理由で、相方を含め周囲にまみさんとの交際は一切言っておらず、浮気も実際していたそうですが、結果的に長い交際期間を経て無事結婚されています。
一般人のためか、頑なに顔出しはNGとなっており、1枚もまみさんの写真は見つけられませんでした。
屋敷の学生時代のバンド『15(いちご)』は芸人になってから再結成!?
15歳の時に、ミュージシャンのゆずや19に憧れて『15(いちご)』というデュオを組んでいたそうですが、ラジオ番組『あっぱれやってまーす!』のレギュラーだった際、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんの提案で『15』は再結成しています。
大学時代はカズレーザー所属の『喜劇研究会』には入らなかった!
過去にカズレーザーさんとさらば青春の光の東ブクロさんが組んでいたコンビ(コンビ名は『フルハウス』)の漫才を学園祭に見に行き、2人が所属していた喜劇研究会に入ろうとした屋敷さん。
しかし、部員に「俺らめちゃくちゃタバコ吸うけどそれでもよければ」と言われ、シラけてしまい「面白くなさそう」と感じ、最終的にはテニスサークルに入ったというエピソードがあります。
ちなみに、当時の喜劇研究会に居たのがカズレーザーさんで、当時のサークルはカズレーザーさんの帝国と化しており、非常に閉鎖的で「笑ったら負け」という異様な空気感に包まれていたそうです。
【ニューヨーク】の結成は2010年
ニューヨークのお二人はNSC東京校15期の同期で、NSCで選抜クラスに入っていた屋敷さんが嶋佐を誘うかたちで結成しました。
結成3年目で『バチバチエレキテる』レギュラーに選抜されるなど、早くから東京吉本の期待の新人として注目されましたが、賞レースではなかなか結果が出せず、ネクストブレイク芸人のポジションを脱することができす。
低迷期が続き、ニューヨークは一時は解散寸前だった!?
さらに追い打ちをかけるように、2018年には唯一のレギュラーだったラジオ番組が終了し、それによってコンビ仲は悪化。一時は解散寸前にまで追い込まれていました。
翌2019年にYouTubeを本格的に始めてからは、徐々に人気が上がり始めコンビ仲も回復し、同年初のM-1グランプリのファイナリストまで勝ち上がります。
しかし、トップバッターとして出場するも結果は最下位。
ダウンタウン松本人志さんの審査コメントに「最悪や!」と悪態をついてみせた屋敷の対応は笑いやすい空気を作ってくれたと評価され、「史上最高」とうたわれるようになる同大会の「MVP」とまで呼ばれるようになりました。
ブレイクのきっかけとなった2020の賞レースでのダブル・ファイナリストへ
そして翌年2020年には、「キングオブコント」で準優勝を果たし、さらに翌年2021年もふたたび決勝まで残りますが、そこでまさかの最下位!
2022年以降は賞レースへの不参加を表明し、「M-1グランプリ」、「キングオブコント」には出場していません。
まとめ
ニューヨークのコンビ名の由来、本名や芸名、ボツになったコンビ名、同期芸人についてご紹介しました。
- ニューヨークのコンビ名の由来は、ダサいカタカナ名が良く適当に付けた
- ニューヨークの前後どちらかに付け足す予定だったが、そのままで定着した
- ボツになったコンビ名は『ミンナノモノ』
- 屋敷さん嶋佐さんともに本名が芸名
- 同期芸人は『鬼越トマホーク』『横澤夏子』『マテンロウ』『おかずクラブ』
これから番組MCや俳優業など、様々な分野での活躍が期待されるニューヨーク。
これからも頑張ってほしいですね!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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