※この記事は2024年7月に更新しました。
2024年5月に「第54回NHK上方漫才コンテスト」で優勝し、悲願の初タイトルを獲得した芸歴8年目のフースーヤ！
いまノリにノッテいる若手コンビですが、漫才でもなくコントでもない、ギャグを2人で無秩序に連発する「ふざける」という芸風は、逆に現代では非常に新鮮でもあります！
そんなフースーヤの名前の由来や、同期の芸人さんについてご紹介します！
フースーヤ 名前の意味・由来はゲーマーには常識？
【フースーヤ】のコンビ名の由来は、国民的RPG「ファイナルファンタジー」シリーズでも、初のスーパーファミコン作品とな話題を呼んだ『ファイナルファンタジーⅣ』に登場するキャラクター「フースーヤ」の名前をそのままコンビ名にしています。
当時別のコンビ名を命名したフースーヤのお2人でしたが、東京のコンビがすでに同じコンビ名を名乗っていたことから、コンビ名を賭けて大阪NSCと東京NSCで東西ネタ合戦をやった結果、2：3で大阪は敗れ、別のコンビ名に改名することになったそうです。
東西対抗戦、東京の陣でした！
— フースーヤ 谷口おさむ🙅♂️ (@taniguthidesu) January 25, 2016
大阪としても、コンビとしても、負けてしまいました
本当に悔しかったです
「アマテラス」としてここまで来て、応援もして頂きましたが、
改めて、改名が決定しました。
コンビ名が変わっても僕らはなにも変わらないのでどうか見守ってください
あ、関西弁忘れた
しかし、当時田中さんはコンビ名を考えるほどに煮詰まっていき、たまたまその時相方の谷口さんがやっていたゲーム『ファイナルファンタジーⅣ』に珍しい名前のキャラが多く登場していることに気付き、谷口さんに「適当に決めてくれ、お前がビビッと感じたやつ」とお願いしたところ、『フースーヤ』というキャラを見つけ、その響きの珍しさから即決で決まりました。
スポンサーリンクコンビ名が
— フースーヤ 谷口おさむ🙅♂️ (@taniguthidesu) January 26, 2016
決定致しました！！
『フースーヤ』です！
まだ肌に合わない人は
今日寝る前に、「フースーヤ」と
100回言って寝てください
「フースーヤ」です！！
僕たちはなーーーんにも変わりません！
応援よろしくお願い致します！ pic.twitter.com/hZ3Mw2c3y0
フースーヤ以外の名前の候補は「カイナッツォ」に「神戸マカロニサラダ」!?
ちなみに、他の候補としては「カイナッツォ」があり、さらに他では「神戸マカロニサラダ」というのもあったそうです。
さらに、後付けと公言していますが、「珍しい名前にすることで、変わったネタをするコンビだと思ってもらえれば」という想いも込められているそうです。
スポンサーリンクフースーヤの旧コンビ名は「クレイジーダイヤモンド」「アマテラス」
NSC入学と同時にコンビを組んだお2人ですが、最初のコンビ名は『クレイジーダイヤモンド』でした。
クレイジーダイヤモンドと言えば、世界的にも大人気の週刊少年ジャンプ連載漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部の主人公「東方仗助」の操るスタンド名。
「クレイジー」と名前に付く芸人は「終わる」というジンクスから改名！
しかし、当時NSCのアシスタントをしていた先輩から「クレイジーが付く芸人は終わるからやめとけ」とアドバイスされたことから、『アマテラス』に改名しました。
「アマテラス」と言えば、日本を代表する天皇家の氏神「天照大御神（あまてらすおおみかみ）」であり、これもまた週刊少年ジャンプの連載され、世界的な人気を誇った『NARUTO』に登場する「うちは一族」のうちはイタチ、サスケが使用する術名です。
こうして見ると、フースーヤのお2人は少年の心をいつまでも忘れない、童心をコンビ名に詰め込んだような芸人さんなのだと思いますよね。
カズレーザーはフースーヤを「次世代のダウンタウン」と称賛！！
以前からフースーヤを推していた、メープル超合金・カズレーザーさん。
フースーヤの「第54回NHK上方漫才コンテスト」優勝を受け、ぺこぱ・松陰寺太勇さんとのYouTubeチャンネル「カズレーザーと松陰寺のチルるーム【公式】」の2024年6月27日更新分動画で、「芸人でフースーヤ推さない奴なんかいないでしょ。めちゃめちゃ面白くないですか」と言及しています。
さらに、カズレーザーさんはフースーヤが築き上げたスタイルを称賛し、「ずっとオレは言っている、フースーヤの天下になるというのを。時代がやっと追いついた。フースーヤが次のダウンタウン。ネクストダウンタウンをみんな探していたけど、ぜんぜん違うところから来た。間違いない」と熱弁し、「M-1獲ってほしいわー」と語っています。
同期はエルフ、天才ピアニストなど実力派・女性コンビたち!!
フースーヤの同期には「エルフ」、「天才ピアニスト」、「ザ・マミィ」、「ティモンディ」などがいます。
特に「エルフ」「天才ピアニスト」は女性漫才コンビの頂上決戦「THE W」の決勝進出も果たした、次世代の優勝候補と言われる実力派コンビです。
田中 ショータイムの本名 プロフィール
| 芸名 | 田中 ショータイム（たなか しょーたいむ） |
| 本名 | 田中 翔（たなか しょう） |
| 生年月日 | 1993年7月10日 |
| 身長 | 178cm |
| 体重 | 59kg |
| 血液型 | O型 |
| 出身 | 兵庫県神戸市 |
| 趣味 | スポーツ全般(特にサッカー)、音楽鑑賞、歌をうたうこと、洋服を見る買う、ゲーム |
| 特技 | 歌、ウクレレ、ヘアセット |
| 事務所 | 吉本興業 |
| 芸歴 | 8年 NSC大阪校38期生（2015年入） |
| 担当 | ノリ（向かって左） |
田中ショータイムの芸名の由来
田中 ショータイムさんは本名を田中 翔（たなか しょう）さんと言います。
芸名は本名の「翔」をモジったもの。
高校生の時から芸人になりたいと思っていた田中さん。現在もそうですが、当時からとにかく騒がしく賑やかなタイプだったそう。
スポンサーリンク田中ショータイムの担当はツッコミでもボケでもなく「ノリ」!?
本来、漫才コンビであればボケ、ツッコミと役割を分担することがほとんどですが、フースーヤは谷口さんがボケに対し、田中さんの担当は「ノリ」という摩訶不思議な役割となっています。
しかし、ネタを見ると「確かにノリだ・・」と理解できてしまうほど、無秩序で衝動的なネタには衝撃すら受けます。
谷口 理の本名 プロフィール
| 芸名 | 谷口 理（たにぐち おさむ） |
| 本名 | 谷口 理（たにぐち おさむ） |
| 生年月日 | 1993年5月1日 |
| 身長 | 170cm |
| 体重 | 63kg |
| 血液型 | O型 |
| 出身 | 兵庫県神戸市 |
| 趣味 | 漫画(特に週間少年ジャンプ！毎週買っています) テレビゲーム、 スマホゲーム バレーボール、AEON巡り、掃除(キレイ好き) |
| 特技 | ヘリコプターのマネ、声優の大塚芳忠さんのモノマネ、逆立ち歩行、 バレーボール、映画や漫画のセリフ暗記、ゲームのやり込み |
| 事務所 | 吉本興業 |
| 芸歴 | 8年 NSC大阪校38期生（2015年入学） |
| 担当 | ボケ（向かって右） |
谷口 理の担当は無秩序な「ボケ」!
中学の時から芸人になりたいと周りに公言していた谷口さん。ネタでは田中さんに負けないノリでボケ倒す芸風で、止め処なく無秩序にボケていきます。
趣味は逆立ち歩行、バレーボール、映画や漫画のセリフ暗記など様々ありますが、中でもゲームのやり込みという趣味があり、のちのコンビ名のキッカケにもなりました。
フースーヤの結成は2016年 芸歴は8年（2024年）
フースーヤのコンビ結成は2016年です。
高校で同級生となった2人ですが、クラスは別でした。中学から周囲に「芸人になりたい！」と言っていた谷口さんの噂を聞きつけた田中さんは、廊下で突然谷口さんの胸ぐらをつかみ男子トイレへ押し込みます。
その際、谷口さんも田中さんを認知しており、自分と似た騒がしいヤツだったことから「キャラが被っていたためケンカでも売られるのかと思った」と語っています。
スポンサーリンクコンビ結成のきっかけは田中→谷口へ「一緒に吉本へ行こう！！」
しかし、そんな谷口さんの予想に反し、田中さんの口から出た言葉は「一緒に吉本へ行こう！！」でした。
それをキッカケとし、2人はNSC大阪校38期生として2015年に入学し、翌年正式にコンビ結成。結成元年からM-1グランプリにも出場するなど、芸人としてのキャリアは順調でした。
スポンサーリンク2023年のM-1グランプリではあと一歩で決勝進出を逃す！
2023年には初の準決勝進出を達成するも、あと一歩のところでワイルドカード枠を勝ち取れず。
しかし、最近の高学歴漫才、センス系漫才とは一線を画すテンションとノリ、少年心満載のどこか90年代を彷彿とさせる芸風の漫才は、今後さらに知名度を上げていくこと間違いなしです。
スポンサーリンクまとめ
【フースーヤ】のコンビ名の由来、旧コンビ名や本名・芸名、同期芸人についてご紹介しました。
- 『フースーヤ』コンビ名の由来は、「ファイナルファンタジーⅣ」の登場キャラ「フースーヤ」からとった
- 旧コンビ名は「クレイジーダイヤモンド」、「アマテラス」
- 田中ショータイムさんの本名は田中翔（たなかしょう）
- 中谷さんは本名で活動
- コンビ結成は2016年
- 同期芸人は『天才ピアニスト』『ザ・マミィ』『エルフ』『ティモンディ』
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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