※この記事は2024年3月に更新しました。
今やお茶の間で彼らを見ない日は無い！？というぐらい人気になり、最近では個々での活動も多くなってきたお笑いトリオ『パンサー』。
シンプルなトリオ名ですが、その名前の由来を徹底調査して解説。さらに、3人それぞれに過去のコンビ解散歴があるため、その調査結果も余すことなく、当時の画像も一緒にお届けします！
また、”同期の芸人は誰？”という疑問について、解消できるように解説していきます！
【パンサー】トリオ名の意外な由来を徹底解説!!
【パンサー】のトリオ名の由来は、吉本興業の先輩である『ピース』又吉さんが名付け親となって命名したことからきています。
パンサーの3人はトリオ結成時、トリオ名を自分たちで考えていた結果、最終的に「スーパーカブ珍道中」というコンビ名に決まりかけていましたが、どこかしっくり来ていなかった向井さんは、仲の良かった又吉さんに相談したところ、「本当にそれでええんか？」と決定を引き留められ、又吉さんも一緒に考えてくれることになったそう。
そこで、又吉さんはメンバーの3人をヒアリングし、好きなものや共通することを探し、尾形さんは動物の「ヒョウ」が好きで、菅さんは「黒猫」が好きだということが分かりました。
たまたま2人が同じネコ科の動物だったことから、尾形さんの好きな「ヒョウ」を英語にして、覚えやすさも考え『パンサー』という名前を提案したところ、3人とも気に入ったためトリオ名に決まったそうです。
ちなみにこの時、向井さんの意見は出ていませんが、話し合いの時に向井さんは「PUMA」のジャージを着ていたそうで、それも要因になったという情報がありますが、こちらは芸人さんとして話に尾ひれを後付けした可能性もあるため、真偽は定かではありません。
スポンサーリンク同期は「ヤーレンズ」楢原真樹!!!
出典：吉本興業
| チョコレートプラネット | 19年 NSC東京校11期生（2005年入学） |
| シソンヌ | 19年 NSC東京校11期生（2005年入学） |
| 稲田直樹（アインシュタイ） | 19年 NSC大阪校28期生（2005年入学） |
| 楢原真樹（ヤーレンズ） | 19年 NSC大阪校28期生（2005年入学） |
パンサーはメンバーの3人とも芸歴が違いますが、今回はもっとも後輩にあたる向井さんの同期をピックアップしています。
向井さんはNSC東京校11期生で2005年入学。大阪校は28期が同期にあたりますが、該当の同期には『チョコレートプラネット』『シソンヌ』『稲田直樹（アインシュタイ）』『楢原真樹（ヤーレンズ）』などがいます。
この前の同期ライブの一コマ。バスケドラマのクライマックスみたいな写真でした。 pic.twitter.com/bacsVX3eEz
— パンサー 向井 (@panther_mukai) June 11, 2019
また、芸歴がトリオ内で中間の菅さんの同期には、『サルゴリラ』『ハリセンボン』『囲碁将棋』などが。
同期のサルゴリラ児玉がパパになったという噂を聞いて、どんなTweetで報告してるのかと思い覗きにいったら、相方の赤羽の「児玉がパパになりました！」っていうつぶやきをただリツイートしてるだけだった。怖。感情ゼロなんかな。
— パンサー・菅 (@pan_ryotaro) May 18, 2021
でもとりあえずおめでとうだ🤱👶👨🍼
もっとも先輩の尾形さんの同期には、『スリムクラブ』『銀シャリ』『ジャルジャル』、それに2024年2月突然の解散を岩橋さんが表明した『プラス・マイナス』も同期です。
今日は同期のスリムクラブと一緒だったなぁーーーーーう！！
— パンサー尾形 (@ogaogaoga399) August 28, 2013
楽しかったなぁーーーーーう！
サンキューーーーーだ！ pic.twitter.com/zughdbVkBK
【パンサー】メンバー3人の前コンビ名
パンサーは3人とも、前に別のコンビで活動をしていたという、ありそうで以外と少ない稀有な存在です。
そのため、大阪で同じ境遇のトリオ（2024年現在は解散）である『ソーセージ』を引き合いに出し、「東のソーセージ」と言われたこともあるそうです。
ソーセージは2008年に結成し、2012年に解散
【メンバー】
- 藤本 聖（前コンビ名：鯉女房、ビンチョウタン）
- 秋山 賢太（前コンビ名：金時）
- 山名 文和（前コンビ名：河井山名、やじろべえ）
解散後、藤本さんはコンビ『ジュリエッタ』を結成するも10年後の2023年に解散。2024年現在はジェットスガワラさんという相方と『カソク装置』を結成し活動中。
秋山さんと山名さんは、『ソーセージ』解散同年の2012年、コンビ『アキナ』を結成し、2024年現在も活動中。
結果的に、『ソーセージ』から藤本さんが脱退し、グループ名を改名した状態となりました。
菅さんの前コンビ名は【ハイアンドドロー】
菅さんはNSC東京校9期生として2003年に入学していますが、同期であった畑中しんじろうさんという相方と『ハイアンドロー』というコンビを組んでいました。
畑中さんはその後、後輩のブレーメン岡部さんと『町のベーカリーズ』を結成するも、2013年わずか1年の活動で解散。ピン芸人での活動なども行いながら、2024年現在も芸人として活動されています。
約10年前にお笑いオタクだったみんな〜！
— 真横のさぼてん＊オカンPです (@mayoko123) March 7, 2020
嵐にしやがれに今出ている岡部将和さんは元ブレーメンの岡部の弟さんだよ〜！似すぎ！
そしてブレーメンは解散してますし、その後岡部は畑中しんじろうと『町のベーカリーズ』を結成して解散、今はなんと『かたつむり』とトリオになってるそうです
…え！？ pic.twitter.com/v4CWgZ6ETs
しかし、畑中さんが「新たしい笑いを見つけた」ということになり、求める笑いの方向性の違いから、2007年の3月にコンビは解散しています。
スポンサーリンク向井さんの前コンビ名は【ブルースタンダード】
向井さんは、NSC時代に幼馴染の近藤裕希さんと、初のコンビ『あじさい公園』を結成します。
NSC期間在学中はコンビとして活動していましたが、卒業後にりゅーじさんという相方を加えてトリオとなり、グループ名も『ブルースタンダード』に改名しましたが、2008年3月にトリオは解散。
その後、向井さんを除いた2人はそのままコンビ『インディゴ』を結成。
向井さんはコンビ名の名付け親となりました。しかし、約10年の活動の末、2018年に解散しています。
スポンサーリンク尾形さんの前コンビ名は【グレートホーン】
尾形さんはパンサー結成前は、MASAさんという相方と『グレートホーン』というコンビを組んでいました。
現在のMASAさんは、2017年から『THE だいじょぶズ』というロックバンドを結成し、ベーシストとして活動しています。
ちなみに、『グレートホーン』コンビ名の由来は不明ですが、昭和生まれの方ならピンとくるものがあるかと思います。それは、1980～90年代にかけて人気を誇り、今なお愛されている少年漫画「聖闘士星矢」に登場する、黄金聖闘士「タウラスのアルデバラン」が放つ技「グレートホーン」です。
こちらが由来となったかは不明ですが、尾形さんは瀬田ど真ん中の年齢なので、大いにあり得ると思います。
スポンサーリンク【パンサー】メンバー3人の本名
【パンサー】の3人の本名、出身地や年齢、芸歴について見ていきましょう。
菅 良太郎さんの本名と芸名
| 芸名 | 菅 良太郎（かん りょうたろう） |
| 本名 | 菅 良太郎（かん りょうたろう） |
| 生年月日 | 1982年4月7日 |
| 出身 | 東京都練馬区 |
| 事務所 | 吉本興業 |
| 芸歴 | 21年 NSC東京校9期生（2003年入学） |
| 担当 | 大ボケ（向かって左） |
菅 良太郎（かん りょうたろう）は本名で、芸名はありません。
無口で感情の起伏をあまり表に出さない菅さんですが、実は尾形さんより熱い男として知られ、非常に涙もろい性格だそうで、パンサー結成についても、新宿を歩いているところにたまたま芸人をやめて仙台でラーメン二郎でもやろうかと考えていた尾形さんと遭遇。
このエピソードが無ければ、尾形さんはいま芸人をやっていなかったとまで言っており、菅さんはパンサー結成の功労者と言える重要人物です。
そんな菅さん自身は、『ハイアンドロー』解散後は、親交の深かった『ジューシーズ（現：サルゴリラ）』の単独ライブくらしか出ず、一時は活動休止状態でしたが、『パンサー』結成によりブレイクすることとなりました。
向井 慧さんの本名と芸名
| 芸名 | 向井 慧（むかい さとし） |
| 本名 | 向井 慧（むかい さとし） |
| 生年月日 | 1985年12月16日 |
| 出身 | 愛知県名古屋市 |
| 事務所 | 吉本興業 |
| 芸歴 | 19年 NSC東京校11期生（2005年入学） |
| 担当 | ツッコミ（向かって中央） |
向井 慧（むかい さとし）は本名で、芸名はありません。
小学生の時にはすでに芸人を志し、高校を卒業したらNSCに行くつもりだったそうですが、お父様から「①大学にいくこと」、「②30歳で芽が出なかったら辞めること」を条件にNSCに入学。
コンビ結成・解散を経て、菅さんと尾形さんのコンビに「入れてください」と直訴する形でパンサーに加入し、もっとも若く後輩にして、中心的人物となりました。
尾形貴弘さんの本名と芸名
| 芸名 | 尾形 貴弘（おがた たかひろ） |
| 本名 | 尾形 貴弘（おがた たかひろ） |
| 生年月日 | 1977年4月27日 |
| 出身 | 宮城県桃生郡 |
| 事務所 | 吉本興業 |
| 芸歴 | 22年 NSC東京校8期生（2002年入学） |
| 担当 | 小ボケ（向かって右） |
尾形 貴弘（おがた たかひろ）は本名で、芸名はありません。
「サンキュー！！」のギャグがトレードマークになった尾形さんですが、前のコンビ『グレートホーン』解散後は、一時期ピン芸人『サンキュー尾形』として活躍しており、昔から尾形さんの代名詞的なセリフでした。
YouTubeよろしくサンキューーー！！https://t.co/ziOKUFAeQf
— パンサー尾形 (@ogaogaoga399) January 5, 2020
ちなみに、「サンキュー」はパンサーのネタの台本には一切記述が無く、完全に尾形さんのタイミングと判断で言っているそうで、あくまでも逆ではなく”口癖”だそうです。
まとめ
【パンサー】のトリオ名の由来、旧コンビ名や本名・芸名、同期芸人についてご紹介しました。
- 『パンサー』トリオ名の由来は、尾形さんが好きなヒョウ、菅さんが好きな黒猫から着想を得て、先輩の「ピース」又吉さんが名付け親となり命名した
- 向井さんの同期には『チョコレートプラネット』『シソンヌ』『稲田直樹（アインシュタイ）』『楢原真樹（ヤーレンズ）』
- 菅さんの前コンビ名は『ハイアンドロー』
- 向井さんの前コンビ名は『あじさい公園』、次のトリオ名は『ブルースタンダード』
- 尾形さんの前コンビ名は『グレートホーン』
- メンバー全員本名で活動
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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