※この記事は2024年3月に更新しました。
M-1グランプリ2015で決勝戦まで勝ち残り、一躍その名が世に知れ渡った異色のお笑いコンビ『馬鹿よ貴方は』。その芸風もさることながら、コンビ名も一度聴いたら忘れないほど強烈なインパクトがあります。
また芸名もボケの平井さんは正式な芸名が『平井“ファラオ”光』!相方は新道 竜巳というごく普通の名前ですが、実は二つの名前には”ほぼ”本名は入っていないんです!!
その謎に包まれたコンビの『名前』にまつわる由来を完全解説するとともに、同期が誰なのか?についてもご紹介していきます。
スポンサーリンク【馬鹿よ貴方は】謎だらけのコンビ名の由来を完全解説!
【馬鹿よ貴方は】のコンビ名の由来は、2人でカラオケボックスでネタ合わせをしている時に、モニターに流れてくる曲のタイトルを新道さんが読み上げていると、青山和樹さんの『馬鹿よ貴方は』という曲名を読み上げたところで、ファラオさんの方がピクッと動いたことから、そのままコンビ名として命名されました。
お2人はもともと『新道竜巳と平井ファラオ光』という2人の芸名を並べただけのシンプルなコンビ名で活動していましたが、ファラオさんが急に「名前を変える」と言い出し『平井ファラオ光』から『NP』へと芸名を改名し、これによってコンビ名も『新道竜巳とNP』に改名しました。NPの由来を聞くと『Natural Pharaoh(ナチュラルファラオ)』のイニシャルだったそうですが、新道さんにはその意味は理解できず・・・
しばらくして、またファラオさんは「名前を変える」と言い出し、「次は何?」と新道さんが訊くと、『牧場のファラオ』だったそうで、もはや意味については聞かなかったそう・・・それに伴い、まだ芸名は『新道竜巳と牧場のファラオ』に改名することになりました。
しかし、この調子で何度も改名をするのを恐れた新道さんは、2人でネタ合わせのためにカラオケボックスに行った際に、そこできちんとコンビ名を決めることになり、その後は冒頭の通りの流れで『馬鹿よ貴方は』というコンビ名が誕生しました。
ファラオさんの感性は常に斜め上をいくもので、凄まじい独創性がありますよね。
スポンサーリンク謎だらけの芸名の由来・本名を完全解説!
【馬鹿よ貴方は】の2人の本名と、謎だらけの芸名の誕生由来について見ていきましょう。
平井“ファラオ”光さんの本名と芸名
芸名 | 平井“ファラオ”光(ひらい ふぁらお ひかる) |
本名 | 宇井 光(うい ひかる) |
生年月日 | 1984年3月21日 |
出身 | 神奈川県 |
事務所 | サンミュージックプロダクション |
芸歴 | 22年 NSC東京校8期生(2002年入学) |
担当 | ボケ(向かって右) |
サンミュージックプロダクション:馬鹿よ貴方は | Sun Music Group Official Web Site (sunmusic-gp.co.jp)
平井“ファラオ”光さんは本名を宇井 光(うい ひかる)さんと言います。
本名の原型が残っているのは『光』だけで、あとは全て芸名。『ファラオ』はもちろん謎ですが、それよりも謎なのは『平井』という”架空の姓”ですよね。それぞれ解説していきましょう。
まず『”ファラオ”』についてですが、由来はファラオさんが古代エジプトが好きだったことから付けられました。エジプトでは『王』を意味する言葉で、お笑い芸人でミドルネームがある人がほとんど居なかったため、実験的な要素も加味して付けたそうです。
次に『平井』についてですが、由来は本名の姓『宇井(うい)』が発声した時に聞き取りづらいという理由から、聞き取りやすさ重視で『平井』という姓を芸名にしています。そのため、特に平井という苗字にこだわりは無いそうです。
博識なファラオさんは、カズレーザーさんと大の仲良しだそうです。
スポンサーリンク【平井“ファラオ”光】への改名
平井さんは芸人をはじめた当初は『平井ファラオ光』でした。これだけ見ると改名していないように思うかもしれませんが、ミドルネームの部分に実は改名により変更がかけられています。
『ファラオ』を『””(ダブルクォーテーション)』で囲い『“ファラオ”』と変更したのが、改名での変更点でした。わずかな変化で発声する分には何も変わらないですが、ファラオさん本人はかなりこだわりがあるようで必ず必要だということで追加されました。また格闘家の『故・山本”KID”徳郁』さんを意識したものでもあるそうです。
スポンサーリンク過去のコンビ解散は2回!
ファラオさんは極度の人見知りで、小学生の時から身長が高く誰とも喋らなかったため『フランケン』というあだ名を付けられていたほどで、今でも実家に帰るとご両親を人見知りしてしまうそう。
そんなファラオさんですが、NSC卒業後にネットの相方募集掲示板で知り合った相方と『極東』というコンビを組んでいます。その相方に誘われスクールJCAに入学しますが、ほどなくしてコンビは解散します。
その後、別の相方と知り合い『魔女狩り』というコンビを結成しましたが、相方とのそりが合わずこちらも解散しました。
新道 竜巳さんの本名と芸名
芸名 | 新道 竜巳(しんどう たつみ) |
本名 | 濵島 英治郎(はましま えいじろう) |
生年月日 | 1977年4月15日 |
出身 | 千葉県袖ケ浦市 |
事務所 | サンミュージックプロダクション |
芸歴 | 26年 太田プロセミナー(1998年)、スクールJCA8期生、NSC東京校7期生 |
担当 | ツッコミ(向かって左) |
サンミュージックプロダクション:馬鹿よ貴方は | Sun Music Group Official Web Site (sunmusic-gp.co.jp)
新道 竜巳さんは本名を濵島 英治郎(はましま えいじろう)さんと言います。
あまりに普通の名前なので、ファラオさん以上に由来が気になるのが新道さんの芸名。その由来は、芸人を始めた当初から極度のあがり症だった新道さんは「芸名を付けたら緊張する癖も治るかもしれない」と考えたことから現在の芸名になりました。
ちなみに、『新道 竜巳』という名前辞退に理由や思い入れ・云われは無く、本人曰く「本名でなければ何でも良かった」とのこと。たしかに『新道』という姓はなかなか聞かない気もしますが、調べてみると全国に6000人以上もいらっしゃる、そこまで激レアな姓ではないようです。
スポンサーリンク【名字】新道
【読み】しんどう,しんみち,しんとう,あらみち
【全国順位】 6,410位
引用元:名字由来net
【全国人数】 およそ1,400人
過去のコンビ解散は3回!
新道さんはスクールJCAに8期生として1999年に入学し、そこで組んだ人生初のコンビが藤原さんという相方と組んだ『藤原紀香』でした。もはやそのまんまの名前ですが、当時は極度のあがり症とスタンガンでツッコむという尖った芸風でした。
しかし、相方の藤原さんが練習嫌いなうえ、負けるのを恐れてM-1グランプリなどの賞レースにも参加しなかったことからコンビは解散。
その後、別の相方と『ネットチャーハン』というコンビを新たに組みますが、今度は相方が真面目過ぎて新道さんを褒めるばかりで「これでは成長できない」と感じたため、約1年ほどの活動期間を以って解散。
コンビの結成・解散を繰り返したすえ、お笑いを学びなおそうと2001年にNSC東京校に入学。そこで知り合った同期の『ピカソ利光』さんと『ピカソ』というコンビを組みましたが、こちらも解散(活動期間不明2002~2006)。
そして、イトキンさん、松本パーマさんという相方と初のトリオ『よーいどん』というトリオを結成しましたが、こちらも1年で解散となりました。
スポンサーリンク【馬鹿よ貴方は】の同期は「パンサー尾形」!!
尾形貴弘(パンサー) | 24年 NSC東京校8期生(2002年入学) |
内間政成(スリムクラブ) | 24年 NSC東京校8期生(2002年入学) |
ジョイマン | 24年 NSC東京校8期生(2002年入学) |
銀シャリ | 24年 NSC大阪校25期生(2002年入学) |
『馬鹿よ貴方は』の2人はそれぞれ芸歴に差があり、ファラオさんはNSC東京校8期生として2002年に入学していますが、相方の新道さんは太田プロセミナー(1998年)、スクールJCA8期生、NSC東京校7期生と3つのもお笑い養成所に入学しており、全てが同期となります。
どこを起点に考えるか?となりますが、ファラオさん同様、最初の”太田プロセミナー(1998年)”を基準として考えています。しかし、同期の数が膨大になるため、シンプルなファラオさんの芸歴をベースに同期をご紹介します。
ファラオさんの同期は『尾形貴弘(パンサー)』『内間政成(スリムクラブ)』『ジョイマン』『銀シャリ』がいます。
ちなみに、新道さんの同期となると『ロバート』『インパルス』『森三中』などが同期となります。
まとめ
【馬鹿よ貴方は】のコンビ名の由来、旧コンビ名や本名・芸名、同期芸人についてご紹介しました。
- 『馬鹿よ貴方は』コンビ名の由来は、コンビ名を決めるためカラオケボックスに入り、新道さんが曲名を読み上げていったところ、青山和樹さんの『馬鹿よ貴方は』という曲名にファラオさんが反応したことから名づけられた
- 『平井”ファラオ”光』の由来は、古代エジプト好きから『ファラオ』、聞き取りやすさで『平井』が選ばれ命名された。『ミドルネームを囲う””は重要』
- 新道 竜巳の由来は本名でなければ何でもよかったため、特に意味は無い
- 同期は『尾形貴弘(パンサー)』『内間政成(スリムクラブ)』『ジョイマン』『銀シャリ』
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク
コメント