※この記事は2025年2月に更新しました。
千鳥ノブさんは、吉本公式プロフィールによると『とろサーモン』村田さん、『レギュラー』、『天津』、『ギャロップ』毛利さんらと同期にあたる、大阪NSC21期生(1998年入学)と同期とされています。
しかし、実際は少々ズレがあり、ノブさんが後輩として接している芸人さんとも同期、あるいか逆に後輩にあたります。詳しく解説していきます。
千鳥ノブは芸歴詐称している!?

『千鳥』は1999年にオーディションにより吉本興業所属となった大悟さん、地元・岡山県の同級生であり親友のノブさんによる漫才コンビですが、大悟さんとノブさんは、そもそも芸歴的に同期ではありません。
千鳥は大悟さん、ノブさんともにNSCには入学しておらず、オーディションで吉本興業所属となりました。
大悟さんが1999年から吉本興業に所属しているため、前年1998年のNSC大阪校21期生、東京校4期生と同期扱いとされており、同期の情報はこれに基づいて算出しています。ちなみに、ノブさんについては2000年が芸歴元年となりますが、大悟さんと同期扱いとされています。
【まとめ】
- 大悟さんの芸歴:1999年~(大阪NSC21期生と同期扱い)
- ノブさんの芸歴:2000年~(大阪NSC21期生と同期扱い)
- 大阪NSC21期生の芸歴:1999年~(※一般的なキャリアの場合)
ご覧の通り、ノブさんは先に芸人としてキャリアをスタートさせた大悟さんから誘われ、2000年にサラリーマンを辞めて大阪に引っ越し、芸人になっています。
コンビ内での芸歴差のあるコンビは?

お笑いコンビにおいて、コンビ間で芸歴が違う場合は、芸歴が長い方に合わせて考えるという風習もあるにはあります。しかし、『チュートリアル』のように、芸歴の差をコンビ内以外には適用していないコンビも多くいます。
『チュートリアル』は、徳井さんが先輩、福田さんは後輩なので、同期の『ブラックマヨネーズ』と会話するときは、福田さんだけは敬語でしゃべっています。

どちらを取るかは、その芸人さん次第となりますので、ノブさんは同期、あるいは少し先輩に対しても「自分の後輩という体で接している」芸人さんとなります。
スポンサーリンクノブはダイアンよりも後輩だった?

ノブさんは、公式プロフィールではNSC大阪校21期生と同期扱いとされていますが、実際は22期生と同期の芸歴となります。
『ダイアン』は、メディアでは千鳥の後輩として、津田さん、ユースケさんは「ノブさん」と呼び、ノブさんは「津田」「ユースケ」と呼んでいますが、千鳥がコンビを正式に結成したのは2000年の7月で、ダイアンは2000年4月です。

また、ノブさんはNSCにも入学しておらず、オーディションを受けて吉本所属にもなっていませんでした。よって、正確には、ノブさんはダイアンの後輩となります。
▼千鳥:2000年7月にコンビ結成
- 大悟さん:1998年にNSC21大阪校期生を受けるも不合格、オーディションに合格して1999年に吉本所属に
- ノブさん:2000年7月に千鳥結成
▼ダイアン:2000年4月にコンビ結成
- 津田さん:1999年にNSC22大阪校期生として入学
- ユースケさん:1999年にNSC22大阪校期生として入学
なぜ先輩の『ダイアン』は千鳥ノブを先輩扱いするのか?

これは、芸歴について起算が難しいキャリアの場合、近しいキャリアの芸人さんとの接し方は本人たちにゆだねられているためです。千鳥の場合、おそらく大悟さんが当時かなり尖っており、近寄りがたいオーラを持っていたのでしょう。

最終的には「怖いか、怖くないか?」でタメ口にするか、敬語にするか? は各々が決めていると思いますので、いまのノブさんのポジションは、大悟さんによるところが大きいかと思われます。
千鳥の同期一覧

千鳥の同期はどんな芸人さんがいるのでしょうか?
1998年はまだ吉本の養成所、通称NSCと、松竹が運営する松竹タレント養成所・大阪校、人力舎のスクールJCA以外は大手の養成所は無く、千鳥の同期は芸人さんを辞めた人を含めても数が少ないのが特徴です。同年は松竹タレント養成所の卒業生もゼロとなっています。
ここでご紹介する同期は、大手芸能事務所が運営する主要な芸能養成所の入学年ベースで算出したものです。
- NSC(吉本総合芸能学院)大阪校【吉本興業】
- NSC(吉本総合芸能学院)東京校【吉本興業】
- スクールJCA【プロダクション人力舎】
- ワタナベコメディスクール【ワタナベエンターテインメント】
- 松竹タレント養成所【松竹芸能】
NSC大阪校 | NSC東京校 | スクールJCA |
---|---|---|
村田秀亮(とろサーモン) 毛利大亮(ギャロップ) 天津 レギュラー 安達健太郎 ボンざわーるど チャド・マレーン(チャド・マレーン) 斉藤紳士 レアレア 中立人生 黒木正浩(ヨーロッパ企画) 植松哲平、えみぴょん(元キッチンパーク) 三浪昇(元ババリア) 田中邦彦(元ザ・ワールド) 中村準(元けもの道) 高須克裕(元ロデオボックス) | ロバート インパルス 森三中 椿鬼奴 POISON GIRL BAND オコチャ あっぱれコイズミ アホマイルド坂本(元アホマイルド) 高橋邦彦(元アホマイルド) 竹永よしたか(元コンマニセンチ) 堀内馬鹿祭(元コンマニセンチ) 長田紀彦 | アイアム野田(鬼ヶ島 元チャップメン) おおかわら(鬼ヶ島 元アメデオ) 加藤憲(元キングヴィオラ、世田谷フレンズ、エレファントジョン、チャップメン) 森枝天平(作家 元エレファントジョン、アメデオ) あだち(ワチュワナドゥ 元ひるやすみ、白くま、東方女子) 伊藤俊輔(俳優 元うずみる) 桜塚やっくん(元美女♂men Z、あばれヌンチャク) さちまる。(元ちむりん、ほっかいどんたっく、チャイニング) もみバルーン(元チャイニング) 雨堤ブルース(解散) じゃけん(解散) ノーワーク(解散) プラチナ(解散) |
2011年に養成所入学の記録がある芸人さん、元芸人さんだけでもこれだけの数がおり、ざっと30組以上。オーディションなどで事務所所属となっている芸人さんなども合わせると、さらにその数は増えます。
まだ大手事務所の養成所体制が整い始める直前の時期だったこともあり、松竹芸能、ワタナベエンターテインメントなどの養成所卒業生は居ませんでした。
しかし、2024年3月現在もこの中でテレビ出演し続けているのは、ほんの数組だけですよね。いかにお笑い芸人さんとして成功し、その人気を維持することが難しいかが分かります。
第4代 キングオブコント王者・ロバート、第13代M-1王者・とろサーモンも同期!

千鳥と同期の1998年入学組でも賞レース優勝者は出ており、ロバートが結成14年目となる2011年開催のキングオブコントで優勝を果たし、とろサーモンは2017年のM-1グランプリで見事優勝。
THE SECOND初代王者 ギャロップも同期!

現在も大阪で活躍するギャロップも、とろサーモン優勝の翌年2018年にはM-1グランプリでファイナリストまで勝ち残り、結果は8位だったものの、結成から23年目となる2023年に初開催となった『THE SECOND』の初代王者に輝くなど、多くのチャンピオンを輩出している世代が「1998年組」であると言えます。
THE SECOND 2024王者『ガクテンソク』の記事はコチラ↓↓
【千鳥】のプロフィール

中学校からの同級生で、揃って岡山県出身の千鳥。
芸人になるために上阪した大悟さんが、ノブさんを「一人で大阪のピン芸人として売れたから、俺と一緒に漫才したら売れるだけやで!こっちではナンパいうのをするんじゃ」とウソをついて、まんまとノブさんの誘い出しに成功。ナンパに成功して夢のような一夜を過ごしたノブさんはサラリーマンを辞め、お笑い芸人を志しました。

デビューから10年余りをかけ大阪でのお笑い芸人の地位を確立し、2012年にコンビで東京進出。2024年現在では押しも押されぬ人気お笑い芸人となっています。
そんな千鳥の芸名と本名・改名歴などのプロフィールについて、徹底解説していきます!
大悟さんのプロフィール

芸名 | 大悟(だいご) |
本名 | 山本 大悟(やまもと だいご) |
生年月日 | 1980年3月25日 |
身長 | 170cm |
体重 | 60kg |
血液型 | B型 |
出身 | 岡山県笠岡市北木島 |
趣味 | お酒、ボートレース、長渕剛 |
特技 | 素潜り、手のひらに自在に汗をかく |
事務所 | 吉本興業 |
芸歴 | 25年(1999年~) |
担当 | ボケ(向かって左) |
ノブさんのプロフィール

芸名 | ノブ |
本名 | 早川 信行(はやかわ のぶゆき) |
生年月日 | 1979年12月30 |
身長 | 173cm |
体重 | 65kg |
血液型 | A型 |
出身 | 岡山県井原市 |
趣味 | Mr.Children、競馬 |
特技 | 独自の岡山弁ツッコミ |
事務所 | 吉本興業 |
芸歴 | 24年(2000年~) |
担当 | ツッコミ(向かって右) |
まとめ
千鳥の同期で一番売れている芸人さんの調査結果と、同期世代の中の栄光と現在についてご紹介しました。
- 千鳥は大悟さんが1999年から事務所所属となり、ノブさんは2000年から
- 同期は1998年養成所入学の代で、NSCでは大阪校21期、東京校4期
- ダイアンは、実質ノブの先輩だった
- 千鳥の同期は『とろサーモン』村田、『レギュラー』など

千鳥を擁する1998年組は、現在のベテラン芸人さんであるダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるずなどの次を担うポスト世代。すでに多くの冠番組を抱えている千鳥は、もっともそれに近い存在と言えるのではないでしょうか。
また同期のロバートやとろサーモン、森三中といった個性豊かなコンビ・トリオも安定した活躍をしてくれると良いですね!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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